こんにちは!
デザインスタジオ BOTH SIDESの関戸です!
季節が大分進んでまいりましたね、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて、前回のブログから大分時間が過ぎてしまいましたが笑笑
今回は「空間」を意識するよりもずっと前に自分の中にあった「映像」について
お話したいと思います。
と言っても、巨匠の監督作品に感銘を受けた、とかそんな事を書こうとは思っていません。
(いや名作と呼ばれる映画ももちろん沢山見てきたし、素晴らしいものも沢山あると思います)
今回書きたいのは、90年代洋楽のPVについてです。
特に、ほとんど一発ヒットで終わりやすい、ダンスミュージックの安ーいPVが見てて面白くて。
90年代、自分の洋楽の知識を捉えるのに私が熱心に見ていた深夜番組があります。
それがbeat ukという、90年代~00年代初頭までフジテレビで放映されていたイギリスのヒットチャートを紹介する番組です。
beat ukに関してはこちらで詳しく説明されていますのでこちらをどうぞー。
日本で取り上げられる洋楽、というのは基本アメリカ発、というのがどちらかというと多いと思います。
私は90年代当時高校生~浪人生でしたが、「日本のメディアが熱心に取り上げているアメリカの洋楽なんて、おしゃれすぎて聴いてられっか!」という感じでバカにしてました。
マドンナもマイケルもお騒がせ芸能人くらいにしか思ってなかった頃。
とにかく聞いていたのはイギリスのチャートをにぎわせていた音楽ばかりでした。
今とは違い、90年代はアメリカとイギリスのチャートに大きな違いがあった頃。
無論、ロック、ポップ、アイドルもチャートに沢山出てきましたが、一発屋で消えていくダンスミュージックがイギリスのチャートを賑わせていて。
そのダンスミュージックのPVはなんというか、特に気取ってもいないし、高級でもないし、それが当時の自分にとって、凄く良かったんですよね。
基本的に私は、「頑張って無理してるおしゃれ感」というのが苦手で。
肩肘抜いたちょっとユーモアがある方がテイストとしては好きです。
当時好きだった曲をほんの少し紹介。
perfecto allstarz-reach up
2000年代になっても活躍しているPaul Oakenfoldによる変名ユニット。
唇アップが素敵(^^♪
BBE-SEVEN DAYS AND ONE WEEK
ビキニ女が町中を歩くというただそれだけのシロモノ笑笑
jinny-keep warm
こういったスポーティーな服装は2000年代も続きましたね、
ちなみにPVに出ているのはリップシンクモデルというやつで歌っている本人ではありません笑笑
nush-u girls(look so sexy)
90年代半ば、handbagという小さいハンドバッグを持ちながらクラブに行って踊るというカルチャーがあったんですが、この曲のPVにはそれがまんま出てきます。
corona-rhythm of the night
「corona」と検索するとこの曲が一番検索上位に出てくる時代に早く戻ってほしいね・・・
こういった黒人シンガーのアップのショットは当時よく見られたもんです笑笑
こっからは日本のメディアでも評価が高い人たち。PVもちゃんとしてる笑笑
ダンスというよりクラブミュージックに分類されるかな?
portishead-glory box
この曲も含んだアルバム「dummy」がイギリスでバカ売れした時には
「イギリスという国はなんて懐の広い国なんだ」と思ったものです。
とにかく暗い、それがいい笑笑
massive attack-unfinished sympathy
今見てもこれは色あせない、町中を闊歩するPVだが、とにかくクール
彼らはこのころが一番カッコいい
moby-into the blue
あ、この人アメリカ人だ笑笑
99年に「play」というアルバムで全英1位を取りインテリ層に大うけ、一気にメジャー化するmobyの95年の美しいアンビエント・ヴォーカル曲。
このころのPVは今のように何かSNSでの話題作りを狙ったり、意味もなくシリアスで過激だったりするPVとは違い、多少のユーモア、面白さを交えたもの。
ここら辺の時代の雰囲気をよみがえらせるような映像を一つ作ってみたいね。
さて、90年代のダンスミュージックに置いて、前述のhandbagなどともリンクすること。
それはゲイ・カルチャーとの関係性です。
というわけで次回のブログのテーマは「ゲイと私」、です!
あんまり間空けないように頑張ります!笑笑
先日行った講演にて、今日のブログのテーマ、以前のブログのテーマも含めた話をしております。良ければこちらもチェックお願いいたしますー(^^)/
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