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sekiprosky

何故、空間「だった」のか?

こんにちは!

デザインスタジオ BOTH SIDESデザイナー、関戸 真人です。

いや~んな天気が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?笑笑


今回は、今私がデザイナーとして活動している上で核となる「空間」について書こうと思います。


私が、「空間」を意識し始めたのは、8年ほど前の2012年。

当時色々な事に行き詰っていたころ。

その頃はまだ千葉県に住んでおりまして、東京に行くのにも1時間以上かけて行っていた頃。

たまたま、表参道にあるMOMA design storeという所にふらっと立ち寄る機会があったんですね。ホンっとたまたまなんですが。

ここに立ち寄って、なんというか、感動したんですよね。

ああ、こんなに美しい場所が、私の知らない所に沢山、あるんだなと。

キラキラしていて、冴えない私の人生とは全然違う。

そしてその場所に、私もいていいんだという実感。


そう。

私が「平面」じゃなく「空間」に惹かれるのは、その「空間」に私も存在するような感覚に陥れるから。

「平面」では、それを感じられない。

(あくまで私が、という意味。それは人それぞれの考え方による。

私は、「平面」を表現し、そこにすべての思いを込めれる人を本当に尊敬する。私には出来ない事だから。)


でも8年前にはまさかそれを「仕事」にしようなんて思ってなかったんですよね。

さらにそこから2年後、2014年。

当時デザインとは全然違う別の仕事をしながら、渋谷にある「東京デザインプレックス研究所」という専門学校のHPを見たりして、空間デザインに関する欲望が渦巻いてきたんです。


その時に、以下の動画を何回も見ていたのを思い出しました。

これはjcd(日本商環境デザイン協会)デザインアワードという賞の紹介動画です。

こちらの方が良く見ていたんですが・・・これはドイツのボン(bonn)という都市にある

ラグジュアリーホテルの紹介動画です。


当時、凄くあこがれて、5年前にイギリス旅行に行った時に、遠出をしていってみようと思ったのですが、ちょっとドイツの情勢が悪かったので断念したのでした(;^_^A


し・か・し・だ。

今私が挙げたものって、両方とも「動画」なんですよねー。よく考えると。


後者のkameha grand bonnというホテル紹介の動画も、内装デザインの奇抜さもさることながら、低速と高速が入り混じるカメラワークが凄くスリリングだし。

文字キャプションの入れ方もおしゃれ。

多分動画という表現を用いられなければ、そこまで魅力的に感じられなかったかも。


ああ、そうか。

私は「空間」を作りたいのではなく、「空間」の「映像」を作りたいのだ。

なーんだ、もうずっと前から「分かっていた」んだね。あっはっは!


という事を、「今」気づきました笑笑

もっと映像を作っていかなければいけないね。


というわけで、次回のブログは私のもう一つ重要な要素である、「動画」「映像」について書いていこうと思います!


結局bonnのラグジュアリーホテルには行けなかったけど、最後に今は改装してしまったホテルオークラの画像を。

日本にも沢山、素敵な空間はある。


次回も良かったら、見てくださいね!






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